ix Industrial™ Magneticコネクタは産業機器アプリケーションにおいてエンタープライズ・クラウド間からFA機器を高速イーサネット、他プロトコルで接続するために開発されたコネクタです。
ix Industrial™ Magnetic コネクタはIEEE 802.3bt で定義されている最大CAT6（10Gb/s）の高速通信、最大90W のPoE++ をサポートしております。
100BaseT、1000BaseT、10GBaseTのイーサネット通信に対応したコネクタとなります。
ix Industrial™ Magneticはパルストランスをコネクタ内部に内蔵しております。これにより顧客のPCBサイズ低減、コネクタとパルストランス間の外部ノイズに対する耐性向上等、高速イーサネット通信を使用する設計者にとって便利なコネクタとなっております。

次世代イーサネット規格として策定されたSingle Pair Ethernet(SPE) は従来２ペア(4極)、または４ペア(８極)必要とされるイーサネット通信を１ペア(２極)で実現したテクノロジーです。また通信と電力供給を重畳し伝送(PoDL)することが可能です。
アンフェノールSingle Pair Ethernet (SPE) コネクタは産業機器アプリケーション向けに開発した最大1Gb/sのイーサネット通信接続に対応したコネクタです。
特にペリフェラルデバイス(センサー、アクチュエーター、ビジョンカメラ)などに適しております。
基板実装部の小型化、シングルペアケーブル採用による軽量化、配線の簡易化の実現、また産業機器用コネクタとして堅牢製に優れた構造を有しております。
ハーティング、ヒロセ電機とのパートナー契約により他社篏合性も保障されております。
SPEコネクタはix Industrial™と共には今後の産業機器のI/Oコネクタのグローバルスタンダードとして「インダストリアル4.0」に代表される製造業におけるオートメーション化に貢献できるコネクタになると確信しております。

次世代の産業用 IoT 接続産業用イーサネットコネクタは、企業/クラウドから工場のフロアにあるセンサー/アクチュエータまで、あらゆるレベルの操作を通じてイーサネットおよびその他の産業用プロトコルの IoT 接続を可能にします。
産業用 RJ シリーズのモジュラーイーサネットプラグは、ANSI/TIA-568.2-D に準拠した CAT6A パフォーマンスを提供しております。
ギガビット イーサネット プロトコルと、最大 100m のアプリケーションでの10Gigリンクをサポートします。
現場で終端可能な設計により、組み立て/分解が簡単になり、堅牢な構造により、過酷な環境でも信頼性の高い動作が保証されます。

ix Industrial™: 次世代の産業用IoT接続
ix Industrial™ コネクタは、企業やクラウドから工場フロアにあるセンサやアクチュエータに至るまであらゆるレベルのデバイスに対して、Ethernet及びその他の産業用プロトコルに対応し、IoT接続を可能にします。2か所のワンタッチロックが可能なラッチを特長とする、10mmピッチ並列実装が可能なこのコネクタは、通常のRJ45コネクタに対して、ポート密度を75%向上し、確実で容易な嵌合を実現しました。 このコネクタはPoEに対応し、カテゴリ6A（10GBASE-T）のデータ転送性能を発揮すると共に、優れたEMC耐性のために嵌合状態のコネクタペアを360°シールドする構造を採用しています。
・通常のRJ45に比べポート密度を増加
・PoE、10G Ethernetに対応
・高いEMC耐性
・2か所のワンタッチロックが可能なラッチによる確実な嵌合
・他社製品との嵌合互換有り

豊富なバリエーションで多様なニーズに対応するスタッキングコネクタ
Amphenol ICCのBergStak® 0.8mmは、16段階のPCBのスタック高と最大200芯のコンタクトを有する9種類のサイズを揃えたスタッキングコネクタシステムで、柔軟なソリューションを提供します。
・低スタックハイトにて、最高12Gb/sの動作を確保
・基板対基板の水平接続（スタッキングコネクタ）
・40ピンから最大200ピンまでラインナップ（20ピン単位）
・5mmから最大20mmまでのスタック高（1mm単位）

PwrBlade+® コネクタは、高電流容量と低電力損失を必要とする要求に応える次世代のAC/DC電源用コネクタシステムです。このコネクタは、8ピンの隣接するパワーコンタクトを全通電した時、リニアインチあたり192Aの電流容量を有し、環境試験後も電源コンタクトの抵抗値は0.7mΩ以下を維持します。
PwrBlade+® コネクタは、従来のPwrBlade®コネクタによりもさらに優れた性能と電流密度を実現すべく改良された製品です。PwrBlade+®コネクタは、エアフロー無しの30℃温度上昇試験において、パワーコンタクト１ピンあたり58Aの最大定格電流値を有しています。この製品の特長は、よりコンパクトな実装の中に、大電流コンタクト設計と放熱性の高いハウジング設計によって実現をしました。パワーコンタクトは、割りビーム構造と材料特性の改善により、電流容量が飛躍的に増加したことで、次世代の1Uおよび2Uサイズのサーバーやストレージ装置、通信機器、データ通信およびネットワーク機器にとって理想的な特長を備えています。
同時に、PwrBlade+®コネクタは、放熱性の高いハウジング設計に加え、低低電力用コンタクトのオプションや、全幅を縮小する為に、半円状の一体型ガイドピンを採用しています。
PwrBlade+® コネクタは、電源と信号用コンタクトを一つのハウジング内に統合する事が可能です。Amphenol ICC が提供する他の電源用コネクタと同様に、モジュール構造のハウジング金型（金型が細かい組み合わせ型になっており、柔軟にコネクタ構成の変更が無償で可能です）により、特注の電源仕様に対しても電源と信号用コンタクトの数と配置を決めることができる高度な設定自由度を持つ製品です。多様な装置構造に対応できるよう水平、垂直接続等、多様な接続のオプションがございます。

低消費電力、高速通信、高信頼性

Amphenolの光トランシーバーは様々なソリューションの対応が可能です。これらはIEEE802.3ae、SFF-8472、SFF-8431を始めとする様々な通信規格との互換性があります。
Amphenolの SFP + 10G光トランシーバーは、低消費電力、小型という特徴があります。 これらは、データセンターを始めとする高速通信/伝送が必要とされる様々な環境で使用されています。
・最大11Gb / sの高速通信と80kmまでの通信距離をサポート
・金属製のハウジングを使用することによるノイズ低減
・送受信双方の信号品質をモニター
・光トランシーバーの動作温度範囲：-40°C〜 + 85°C
・低消費電力