お客様が使用される回路ブロックから製品を選定いただけます。

1 高速応答

高圧サージに対し極めて早い動作が可能。

2 自動復帰

サイリスタ型のサージ防護素子は保持電流(IH)を大きく設計でき、回路の自動復帰が可能です。

3 低接合容量（Cj）

アナログあるいはデジタル通信系に使用が可能です。

4 豊富なラインナップ

サージ電流定格30～350A(10/1000µs)の中からから最適な製品が選定可能です。

5 応用例

急峻なサージはサージ防護素子で吸収し、特別に大きなエネルギーのサージはガスチューブアレスタ（GDT）や酸化亜鉛バリスタを併用することにより効果的にに防護が可能です。

1 オフ電圧VDRMを決定。

デバイスに印加される最大電源電圧VBからオフ電圧VDRMを決定。

2 クランピング電圧VCLを決定。

保護すべき回路（IC、LSI）の最大耐電圧からクランピング電圧VCLを決定

3 サージ耐量ITSMを決定

想定されているサージ電流波形からデバイスのサージ耐量ITSMを決定。

4 保持電流IHを決定

最大電源電圧VBと回路インピーダンスRLから回路短絡電流ILを求めIL>IHとしてサージ防護素子動作後の自復動作を保証。（保持電流IHには温度依存性があるため温度特性図を確認）

5 接合容量の確認

周波数の高い鈍い波形を考慮しサージ防護素子の接合容量Cjを確認。