アルテラのStratix III FPGA、 533MHzのDDR3メモリ・インタフェース性能を達成
2007/12/18日本アルテラ
ロジック/PLD
● プログラマブル・ロジック・デバイスの中で、最高のメモリ帯域幅を提供
アルテラ・コーポレーション(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、社長兼 CEO:ジョン・デイナ、日本法人: 東京都新宿区西新宿、代表取締役社長:日隈 寛和、NASDAQ:ALTR)は12月12日、Stratix® III FPGA の DDR3 メモリ・インタフェースの速度が 1067Mbps 以上に達し、競合する FPGA ソリューションに比べて 33% 高速なメモリ性能を実現したことを発表しました。
この高いメモリ帯域幅は、従来は実現不可能であった、あるいは 2 倍のメモリ・バンク数を必要としていた新たな通信、コンピューティングおよび画像処理アプリケーションを実現可能にします。アルテラの Stratix III FPGA ファミリは、システム性能を最大限に高めるための高性能を必要とするリード/ライト・レベリング機能を含む、JESD79-3 JEDEC DDR3 SDRAM に完全準拠した業界唯一の FPGA です。
Stratix III FPGA は、高速メモリ・インタフェースの提供のみならず、競合するソリューションに比べて 29% 低い消費電力と 25% 高速な性能を提供し、最小限の消費電力を求められる高性能アプリケーションに最適なデバイス・ファミリです。
DDR3 メモリの利点を生かすよう設計されたアルテラの Stratix III ファミリは、リード/ライト・レベリング機能、DQ デスキューのための I/O 遅延、ダイナミック・オンチップ・ターミネーションなど、様々な電圧と温度に対応するためのリコンフィギュレーションが可能なフェーズ・ロック・ループ(PLL)を提供する業界唯一の FPGA です。また、アルテラの Quartus® II ソフトウェア・バージョン 7.2 には、様々なメモリ・サプライヤから提供されている DIMM に自動的に適応し、高性能メモリ・インタフェースのデザインを大幅に簡素化する、DDR3 PHY ウィザードとコントローラ IP が含まれます。
アルテラのハイエンド FPGA プロダクト・マーケティング担当シニア・ディレクタのデビッド・グリーンフィールド(David Greenfield)は、「DDR3 メモリが提供する性能、コスト、集積度、および低消費電力などの利点は、Stratix III FPGA の最高性能と最小消費電力と共に、広範な通信、信号処理、高性能コンピューティング、および画像処理アプリケーションには不可欠なものです。」と述べています。
出荷時期533MHz の DDR3 メモリ帯域幅を提供しているアルテラの Stratix III FPGA は、現在出荷中です。 Stratix III FPGA の詳細情報、および FPGA へのDDR3 SDRAM の接続方法の詳細は、アルテラの Web サイトに掲載しています。(詳細情報:
www.altera.com/stratix3 日本語:
www.altera.co.jp/stratix3FPGA への DDR3 SDRAM の接続方法:
www.altera.com/education/webcasts/all/wc-2007-ddr3.html )
アルテラ・コーポレーションについてアルテラのプログラマブル・ソリューションは、顧客企業に迅速かつコスト効率に優れた技術革新、他社製品との差異化をもたらし、顧客最終製品の市場におけるシェア拡大を実現します。アルテラに関する詳細情報は、同社Webサイト(
www.altera.com 日本語:
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