高度なパワーマネージメントおよび堅牢な±80Vフォルト保護を提供する、高速CANトランシーバ

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高度なパワーマネージメントおよび堅牢な±80Vフォルト保護を提供する、高速CANトランシーバ

2008/04/23マキシム・ジャパン電源/パワー

±80Vまでフォルト保護された、高速CANトランシーバ: 編集者の方へ：

* MAX13041は、ISO 11898-2規格に準拠する±80Vまでフォルト保護された、高速、車載用CANトランシーバです。
* このデバイスは高度なパワーマネージメントだけでなく、堅牢な保護を提供し、CANインタフェースが必要な車載アプリケーションにおけるECUのスタンバイ電流を低減します。
* このデバイスは消費電流を最小限に抑えるために、スリープモードでクランプ30全体のノードの消費電流を18µA (typ)まで減らし、その後Wake On CAN機能を利用して、CANバスの動作を検出するとノードへの電源を復帰させます。
* 広いCANバス入力電圧範囲(±80V)、高いESD保護(±12kV)、および低消費電力(18µA、typ)の組み合わせによって、MAX13041は車載アプリケーションに最適となります。

カリフォルニア州サニーベール―2008年4月23日―マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(Pink OTC Markets：MXIM)は、±80Vフォルト保護、高速、車載CANトランシーバのMAX13041を発表しました。このデバイスは、CAN (コントローラエリアネットワーク)ノードの物理バスとプロトコルコントローラ間の高度なインタフェースを提供します。優れたパワーマネージメント機能によって、このトランシーバはバッテリが恒久的に供給するECUモジュールの消費電力を最小限に抑えることができます。また、MAX13041はCANバスライン上の拡張された、±80Vのフォルト保護電圧範囲および±12kV (ヒューマンボディモデル)のESD保護を提供し、堅牢な+12V/+42Vの車載およびトラックのアプリケーションに最適となります。この製品は、主に高速な(最大1Mbps)車載CANアプリケーション向けとなっており、工業用アプリケーションにも適しています。

MAX13041は消費電流を最小にするために、クランプ30、常時オンのノードに高度なパワーマネージメントを備えています。5つの動作モードが、消費電力を最適化する様々なレベルの機能を提供します。スリープモードでは、ECUは完全にパワーダウンし、消費電流は18µA (typ)まで低減します。ローカルまたはCANバスで動作が検出されると、MAX13041のオンボード電圧レギュレータがイネーブルされ、クランプ 30ノード全体への電源が復帰します。ウェイクアップ電源は、オンボードのマイクロコントローラで識別することができます。

このデバイスは過酷な条件下での動作に対応するように設計されており、高度な診断および温度過昇保護を特長としています。MAX13041はローカルおよびリモートのバス不良を検出可能で、デバイスへの損傷またはCANバス通信との干渉を防ぐフェイルセーフモードも備えています。7つの内蔵フラグを使用して様々なフォルト状態を表示し、そのうち5つのフラグはシステムのCANコントローラに使用することができます。MAX13041の診断機能と、電源がない場合の受動動作を組み合わせることによって、安全で信頼性の高いCANノードの構築を実現します。

MAX13041は、ISO 11898-2規格に準拠しており、優れたEMC性能および超低消費電力を提供します。このデバイスは、鉛フリー、RoHS準拠、14ピンSOPパッケージで提供され、-40℃∼+125℃の自動車用温度範囲での動作が保証されています。参考価格は$0.89 (1,000個以上、FOB USA)となっています。

20億ドル企業のマキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、アナログおよびミックスドシグナルアプリケーションに向けたICを設計製造しています。マキシムは設立以来25年間、アナログ半導体のメーカーとしては最大級となる5400以上の製品を設計してきました。

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詳細情報： MAX13041
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