21インチ未満のディスプレイに最適な、高集積6ストリングWLEDドライバ
2010/06/30マキシム
アナログ
マキシムの新しいWLEDドライバは48VのMOSFETを内蔵しており、わずか16mm2で完全なバックライトソリューションを提供します。
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ノートブックの液晶画面のバックライトに最適な高集積WLEDドライバ<BR>
カリフォルニア州サニーベール―2010年6月30日―マキシム・インテグレーテッド・プロダクツ(NASDAQ:MXIM)は、ノートブックおよびネットブックに完全なバックライトソリューションを提供する、6ストリングWLEDドライバのMAX17127を発表しました。高性能ステップアップコントローラは48V MOSFETを内蔵しており、ストリング当り最大13のLEDを駆動可能です。この集積化によって外付けMOSFETが不要になるため、BOMコストを削減し、基板スペースを節約することができます。ステップアップコントローラの周波数は、250kHz∼1MHzで設定可能で、外付け部品の選択に柔軟性を持たせています。MAX17127は広い入力電圧範囲(5V∼26V)が特長で、2∼3セルのLi+ (リチウムイオン)バッテリを使用するネットブック、およびそれ以上の容量のバッテリを使用するノートブックの両方に最適です。
各ストリングに流れる電流量の調整は、適切な輝度レベルを設定する上で役に立ちますが、外付け抵抗を使って10mA∼30mAに設定可能です。また、±2%以内のストリング間電流マッチングの精度によって均一なLED輝度が保証されます。MAX17127はダイレクト調光モードで動作し、調光周波数範囲は100Hz∼25kHzとなります。LED電流は外部からの調光信号の周波数およびデューティサイクルによって直接制御可能です。調光範囲は広く、WLEDドライバで常に見られる可聴ノイズの問題はなくなります。各LEDストリングでの低フィードバック電圧は、電力損失を低減し、効率を高めるのに有用です。
MAX17127は、過電流、温度過昇、ストリングのオープン/ショート状態などの障害からコントローラを保護するために複数の機能を提供しています。さらに、ステップアップコントローラは、突入電流を制御するための、サイクルごとの電流制限およびソフトスタート機能を備えています。
MAX17127は、4mm x 4mmの20ピンTQFNパッケージで提供され、-40℃∼+85℃の拡張温度範囲での動作が保証されています。参考価格は$0.73 (1,000個以上、FOB USA)となっています。
マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、高性能半導体製品を設計、製造、および販売する株式公開企業です。マキシムは顧客の製品に付加価値となる、革新的なアナログおよびミックスドシグナルのエンジニアリングソリューションの提供を使命として設立されて以来25年以上になります。今日まで、マキシムが開発した製品の数は6300以上に達し、産業機器、通信、民生、およびコンピューティングの各マーケットに製品を提供しています。
マキシムは2009会計年度に16億ドル超の売上げを達成しており、Fortune 1000企業であると同時に、Nasdaq 100、Russell 1000、およびMSCI USAの各指数にも含まれています。詳細は
japan.maxim-ic.comをご覧ください。
企業HP:
http://japan.maxim-ic.com
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