ルネサスRL78用統合開発環境の最新版を提供開始
2014/04/25IARシステムズ
企業/市場動向
2014年4月24日
IAR システムズ株式会社(本社:スウェーデン・ウプサラ市、日本法人:東京都千代田区、代表取締役:上村清史、以下IARシステムズ)は、 ルネサスRL78用統合開発環境IAR Embedded Workbench®の最新バージョンを発表しました。最新バージョンでは新機能が搭載され、ルネサスRL78を用いたアプリケーション開発をより高度かつ簡単するといった特徴を備えています。
最新バージョン1.40ではC++言語の機能である多重継承が追加されました。本機能により開発者は複数の親クラスをベースにしたクラスを定義することができ、特性や機能を継承することができます。また、__hugeデータメモリ属性のサポートにより、64Kバイト以上の連続データを取扱うことができます。例として、64Kバイト以上のサイズの配列のインデックスが可能となります。
また、非常に大きな整数値を取り扱うために、C99で定義されたデータ型であるlong longが本バージョンにて導入されました。long longデータ型は64 bitに拡張された整数値を保持し、計測アプリケーションなどで有益な機能です。
ルネサス社RL78での開発をさらに便利にする機能として、プロジェクトのファイルに対して、外部解析ツールを起動させる機能が実装されました。本機能はPC-lintなどの静的解析ツールとのインタフェースとして多く使用されます。また、外部ツールとの連携としてカスタム引数変数が追加され、外部ビルドツールからの引数を受け取ることができるようになりました。
IARシステムズはルネサス社MCUの全ファミリに対応した高性能な開発環境を提供できる唯一のツールベンダであり、RL78を最初にサポートしたツールベンダです。IARシステムズは継続的にルネサス社の新デバイスを追加サポートし、本バージョンでも新たなデバイスが追加されています。
RL78用IAR Embedded Workbenchについての詳細はこちらをご覧ください。
http://www.iar.com/jp/Products/IAR-Embedded-Workbench/Renesas-RL78/
【IARシステムズについて】
IARシステムズは世界で主要な組込み開発ツールメーカであり、C/C++ コンパイラ・デバッガ統合開発環境 (IDE)、開発キット、ICE、ステートマシン設計ツールなどを組込みシステム向けに、幅広く提供しています。IARシステムズの顧客は通信、FA、自動車業界等、多岐にわたっております。1983年に創業し、アメリカ、中国、韓国、日本、ドイツ、イギリス、フランス、スウェーデン、ブラジルに拠点を持ち、代理店ネットワークを介して世界中に展開しています。
IARシステムズは、そのオーナー企業であるIAR Systems Groupを介してNASDAQ OMXストックホルムに上場しています。詳細情報につきましては、 http://www.iar.com/jp をご覧ください。
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