ラティスセミコンダクター、迅速なFPGA設計を可能にする使いやすい最新のRadiant 3.0設計ソフトウェアを発表
2021/06/30ラティスセミコンダクター
組み込みソフト開発
2021年6月29日
低消費電力プログラマブルデバイスで世界をリードするラティスセミコンダクターは、低消費電力Lattice FPGAを使用した設計向けの定評あるソフトウェア設計ツールの最新バージョン、Lattice Radiant(R) 3.0を発表しました。Lattice Radiant(R) 3.0はLattice Nexus(TM)プラットフォームをベースとした最新ファミリである新Lattice CertusPro(TM)-NXファミリなどの高密度デバイスをサポートし、Lattice FPGAを使用した設計をさらに迅速かつ容易にします。
システム開発者がハードウェア・プラットフォームを評価する際、ハードウェアの実物は選択基準の一部に過ぎません。ハードウェアの構成に使用する設計ソフトウェアの使いやすさとサポート対象機能がシステム開発の総所要時間とコストに大きく影響することから、設計ソフトウェアの評価は開発者にとって重要な基準となります。
Trenz Electronic GmbHの最高技術責任者(CTO)のAntti Lukats氏は、「インダストリアル/車載市場向けFPGAベースSoMソリューションのリーディング・プロバイダとして、私たちはハードウェア開発に使用するさまざまなソフトウェア・ツールを長年使用してきました。Lattice Radiantツールは非常に直観的で使いやすい最新のユーザー・インタフェースを備えており、設計の複雑さと製品開発期間の低減を可能にします」と述べました。
ラティスセミコンダクターのシニア・プロダクト・ライン・マネージャーのRoger Doは、「Lattice Radiant 3.0設計ソフトウェアはユーザーにとってフォローしやすく、開発者は設計の作成、IPのインポート、実装、ビットストリーム生成、ビットストリームのFPGAへのダウンロード、デバッグなどの開発フローのステップを容易に進めることができます。FPGAを使用した設計経験のほぼない、あるいはまったくない開発者でも、Lattice Radiantの自動化機能をすぐに活用できます。経験豊富なFPGA開発者にとっては、Lattice Radiant 3.0により、特定の最適化が必要な場合にFPGA設定に対するきめ細かな制御が可能になります」と語りました。
Radiant 3.0でアップグレードされた新機能
・Radiant 3.0のSERDES解析ツールは性能強化により、CertusPro-NX製品がサポートするより高いSERDES帯域幅に対応
・グラフィカル・ユーザー・インターフェース(GUI)により設計フロー全体での信号トレーサビリティを向上し、HDLソースとRTLビュー間、HDLソースとテクノロジー・ビュー相互間の信号トレースが可能に
・ Radiantはユーザーによるラティス合成エンジン(LSE)あるいはSynplify Pro(R)合成エンジンの選択を可能に。Radiant 3.0ではタイミング制約とタイミング解析を、両合成エンジンで統合
・Radiant 3.0でタイミング解析は他の動作から分離されており、独立動作が可能。これにより設計者はマッピングや配置配線を再実行せずに「仮定」シナリオの評価やタイミング解析の再実行が可能になり、反復設計プロセスが大幅に迅速化
・Radiant 3.0は過去のバージョンと比較し、平均でランタイムの15%短縮と設計性能の7%向上を実現
本プレスリリースで紹介したラティスの技術の詳細については、下記ウェブページをご覧ください。
・ https://www.latticesemi.com/ja-JP/Products/DesignSoftwareAndIP/FPGAandLDS/Radiant
・ https://www.latticesemi.com/ja-JP/Products/FPGAandCPLD/CertusPro-NX
・ https://www.latticesemi.com/ja-JP/Solutions/Solutions/SolutionsDetails02/LatticeNexus
ラティスセミコンダクターについて
ラティスセミコンダクターは低消費電力プログラマブルデバイスで世界をリードしています。ラティスは成長を遂げている通信、コンピューティング、インダストリアル、車載、コンシューマ市場のエッジからクラウドまでのネットワーク全般で、お客様が直面している課題を解決します。ラティスの技術、長年にわたるお客様との関係、ワールドクラスのサポートへのコミットメントは、お客様がイノベーションを迅速かつ容易に活用し、スマートでセキュアなコネクテッド・ワールドを創造することを可能にします。
ラティスの詳細については、http://www.latticesemi.com/ja-JPをご覧ください。LinkedIn(https://www.linkedin.com/organization-guest/company/lattice-semiconductor)、Twitter(https://twitter.com/latticesemi)、Facebook(https://www.facebook.com/latticesemi/)、YouTube(https://www.youtube.com/user/latticesemiconductor)でも情報を提供しています。
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