エイブリックのバッテリレス漏水センサ システムパッケージ商品の取り扱いを開始
2023/05/29エイブリック
アナログ
~ 漏水センサ導入を実証実験から小~中規模の現場導入までをトータルでご提案 ~
2023年5月25日
ミネベアミツミグループのエイブリック株式会社(代表取締役社長:石合信正、本社:東京都港区、以下「ABLIC」)は、ABLICの独自技術、CLEAN-Boost®(※1)採用の「バッテリレス漏水センサ」(※2)のシステムパッケージ商品の取り扱いを開始しました。
取り扱いを開始する商品はぷらっとホーム株式会社(代表取締役社長:鈴木友康、本社:東京都千代田区、以下「ぷらっとホーム」)が開発した「漏水検知システム構築用パッケージ」で、ABLICの「バッテリレス漏水センサ」とぷらっとホームのIoTゲートウェイ「OpenBlocks IoTシリーズ」がセットとなっており、漏水検知時にメールが発信されるなどの通知に対応したシステムの基礎構築がなされているパッケージ商品となります。
これまでABLICは、「バッテリレス漏水センサ」を販売してきましたが、漏水センサ信号の受信、通知までを行う漏水検知機器は取り扱っておりませんでした。バッテリレス漏水センサと漏水検知機器をパッケージ商品として取り扱うことにより、バッテリレス漏水センサの導入を検討するお客様に幅広い商品のご提案が可能となります。
パッケージ商品は、漏水検知をメール、積層表示灯、接点接続による設置済みの警報盤でお知らせすることができるラインナップ4商品を取り揃え、お客様のニーズにあわせた受信パターンをお選びいただくことができます。また、導入する現場にあったカスタマイズにも対応し、導入を検討しているお客様にとってさらに便利で使いやすくなりました。
【バッテリレス漏水センサ パッケージ商品ラインナップ】
1.「標準EX1パッケージ」(PH-Aシリーズ):漏水検知をメールでお知らせ
2.「積層表示灯基本パッケージ」(PH-Bシリーズ) :光や音、音声(任意の文章)でお知らせ
3.「接点接続パッケージ」(PH-Cシリーズ) :工場などの警報盤でお知らせ
4.「PoEパッケージ」(PH-Dシリーズ) :Ethernetで電源が供給できるPoE規格対応により、漏水を光や音声(任意の文章)でお知らせするだけでなく、配線数も少なくすることが可能
【製品詳細】
ぷらっとホーム社漏水検知システム構築用パッケージ製品ページ:
【販売】
【販売代理店】(2023年5月現在)
【開発・製造】
ぷらっとホーム株式会社について:
ぷらっとホーム株式会社は1993年創業、マイクロサーバー・IoTゲートウェイの開発製造大手です。代表的な製品である超小型Linuxマイクロサーバー「OpenBlocks®」は、大手通信事業者、物流、輸送、金融、エネルギー産業、官公庁など日本の社会インフラを支える様々な領域で採用されており、成長しつつあるIoT(Internet of Things: モノのインターネット)の分野でも大きな注目を集めています。
(※1) CLEAN-Boost®技術について
これまで電力として活用できなかった、わずかな水分や発電菌(土壌に生息する微生物)で発電したエネルギーを蓄電・昇圧し、電力に変換して無線発信などを可能にするABLIC独自の技術です。インフラ、農業、ヘルスケアなど様々な分野におけるIoT開発で無限の可能性を秘め、SDGs(持続可能な開発目標)に向けた貢献が期待されています。
また、CLEAN-Boost®技術で主となる蓄電昇圧回路技術は、立命館大学との共同研究によって生まれた技術です。
CLEAN-Boost®及びロゴマークは、エイブリック株式会社の登録商標です。(商標登録第 5997416 号、商標登録第5997417 号)
(※2)「バッテリレス漏水センサ」について
CLEAN-Boost®技術を使用し実用化された製品で、水漏れ時のわずかな水をエネルギーとして蓄え、発電して無線で水漏れを知らせるセンサです。特徴は、電池不要、配線工事不要、水滴レベルの水漏れを検知可能という点で、電源、通信配線の敷設などの大掛かりな工事や電池交換の手間もかからず、既存の建物や設備に後付けで簡単に設置が可能です。さらに初期段階での水漏れを検知することで、修繕に掛かるコスト時間を省力化できます。詳しくは、「バッテリレス漏水センサ」製品情報(
https://hub.ablic.com/cb/wls)をご覧ください。
本製品は、環境貢献に優れた製品としてミネベアミツミグループの「グリーンプロダクツ」に認定された製品です。詳しくはこちらをご覧ください。
企業HP:
https://www.ablic.com/
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