サムスン電子、米国モバイルWiMAX商用システム最終認証完了
2008/05/21サムスン
企業/市場動向
サムスン電子、スプリントのモバイルWiMAX商用機器の最終試験通過
スプリント、モバイルWiMAXネットワークの性能に満足示す商用サービス拡大のため、サムスン電子-スプリントの協力強化
サムスン電子は、通信大国の米国で初めて、モバイルWiMAX商用サービスのためのシステム構築を完了しました。
サムスン電子は、米国スプリントのモバイルWiMAX商用システムの品質・性能試験を優れた成績で通過したと16日明らかにしました。スプリントと共同で実施した今回の試験は、サムスンモバイルWiMAXシステムの構築が完了したワシントンとボルティモアで30日間行われ、通信速度、ハンドオフ、互換性試験など1300余りの試験項目から成っています。
特に、スプリントは今回の試験を通じて、サムスン電子モバイルWiMAXシステムの性能に非常に満足していると伝えました。
サムスン電子は2007年にスプリントとモバイルWiMAX機器の供給契約を締結し、インテル、モトローラ、ノキアとともに米国モバイル WiMAXの全国網構築事業に参加してきました。また、モバイルWiMAXサービスの急速な拡大のため、スプリントと共同でPCカードタイプのモバイル WiMAXモデム、モバイルWiMAX UMPCなど、多様な形態の端末機の開発にも協力しています。
スプリントのベリー・ウェスト(Barry West)CTOは、「次世代移動通信のうち、モバイルWiMAXが最も先に一般人対象の商用サービスを公表できたのは、サムスン電子を始めとする数社のパートナー企業が協力してくれた結果です。今後も緊密な協力体制で、モバイルWiMAXの受信地域の確保および商用サービスの拡大のため、努力します」と語りました。
サムスン電子米州モバイルWiMAX担当常務の鄭桓羽(チョン・ファンウ)は、「モバイルWiMAXが米国民のインターネット使用文化を画期的に変化させるものと予想されます。チップセット、システム、端末など自社のモバイルWiMAXのトータルソリューションを一層補強し、4G技術標準競争でより有利な位置を確保するでしょう」と述べました。
サムスン電子は去る2007年にスプリントとモバイルWiMAX商用機器の供給契約を締結し、インテル、モトローラ、ノキアと共に米国全国網の構築事業に参加してきました。サムスン電子は、世界経済と文化の中心地ニューヨークを始め、政治の中心地であるワシントンD.C.など、米国東部地域のモバイルWiMAXのネットワーク構築を担当しています。
企業HP:
http://www.samsung.com/jp/
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