K1VZL20-5103 Shindengen Electric Mfg ダイアック(DIAC、SIDAC) - 商品詳細情報
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K1VZL20-5103
K1VZL20-5103
製品仕様
- 製品名
- K1VZL20-5103
- 製品分類
- ダイアック(DIAC、SIDAC)
- ライフサイクル
- 廃止品
- パッケージ
- 1F
- メーカ梱包数量
- 100
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製品説明
● LEDのオープン故障時のバイパス用デバイス、全消灯を防止
● 電源再起動でもバイパス機能を維持
● 業界初の低保持電流IH(20mA max.)
● ON状態(バイパス機能時)で低損失を実現
※ツェナーダイオード比較で1/5以下
● 省スペースに適した小型面実装の1Fパッケージを採用
概要
環境意識の高まりにより、LED照明が徐々に市場に浸透し、LEDを直列接続し発光させる照明器具が出回るようになってきました。
LEDを直列接続している照明器具は、1つのLEDがオープン故障すると直列に繋がる他の全てのLEDが全て消灯してしまいます。さらに、オープン故障したLEDの影響で電圧上昇(定電流回路の場合)を招き、最終的には他のLEDも破壊する可能性が出てきます。
これらの現象を回避するための対策として、従来ではLEDと並列にツェナーダイオード(以下ZD)を接続する対策が行われてきました。しかしながら、ZDはバイパス用途として使用する場合は、LEDよりもVz(逆方向電圧)の高いZDを採用しなければならず、ON状態(バイパス機能時)における発熱が大きく、回路での対策が大きな課題になっていました。
当社は、長年に亘って雷サージ対策やパルス発生装置などで使用されてきた独自のパワー半導体:サイダック®(双方向サイリスタ)の特性に着目し、LED故障対策用として開発、最も適したパワー半導体として、2品種開発いたしました。
サイダック®は、印加されたブレークオーバ電圧から僅かな電圧上昇で瞬時にON状態に移行し保護機能としての高い信頼性を確保している上、順方向損失が小さくZDとの損失比較では約1/5まで低減し、熱対策部品などを削減することができます。
当社は、消灯が許されない信号機や非常誘導灯などを中心に街路灯などへの展開も図りながら、今後は自動車市場などへの参入を果たしてまいります。
主な用途
全消灯が許されない街路灯・非常誘導灯・投光器・信号機、
メンテナンスの難しいダウンライト・業務用照明器具、
自動車など
特長
・電流連続モードPFC(整流部)
・フライバック電源(二次側整流部)
・DC-DCコンバータ(整流部)
・その他各種電源回路等