アルプス電気株式会社とアルパイン株式会社は、2019年1月1日付で経営統合し、
新たに「アルプスアルパイン株式会社」としてスタートしました。
アルプス電気の固有技術によるデバイス開発力や高品位な生産力、グローバル製造・販売体制と、
アルパインのシステム設計、ソフトウェア開発力を融合・活用し「T型企業」として進化させ、
自動車産業をはじめモバイル、民生機器、さらにはエネルギーやヘルスケア、インダストリなどの新たな市場へ、
アルプスアルパインならではの価値の創造を追究してまいります。
アルプスアルパインの可変抵抗製品ラインアップ
可変抵抗器(操作デバイス)
抵抗式ポジションセンサ
Resistive Position Sensors(抵抗式位置センサ)(RD…)
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Rotary Type
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Slide Type
アルプスアルパインの可変抵抗器
当社の可変抵抗器は長年お客様にとっての使いやすさを追求し、市場ニーズをいち早く捉えた製品をお届けして参りました。
サイズ、軸形状、操作方向、出力、クリック、取付方法、付属スイッチなど多彩なバラエティから、最適な製品を提案することで
スタジオミキサー、オーディオ、ゲーム機などの民生市場や車載市場と幅広いニーズにお応えしております。
Potentiometers(可変抵抗器)
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Rotary Type(RK…)
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Slide Type(RS…)
操作による動作概要
Multi Control Devices(多機能操作デバイス)
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Potentiometer Type(RKJX…)
抵抗式ポジションセンサとは
抵抗式ポジションセンサは可変抵抗器開発で培われた抵抗体技術の応用により、ドローン、ロボット、カメラ、介護機器など
幅広い機器の位置検出ニーズに対応しております。
長寿命、高耐熱、高信頼性の求められる車載用製品でも数多くの採用実績を持つ、接触タイプのポジションセンサです。
Resistive Position Sensors(抵抗式位置センサ)(RD…)
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Rotary Type
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Slide Type
特長
- 優れた使い勝手
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- 外部ノイズや温度変化の影響が少ない
- 信号読取りの容易なアナログ出力(付属回路/原点リセット不要)
- 機器の動作への影響が少ない軽作動力タイプ
- 高精度・長寿命
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- 独自の材料による高精度抵抗体
- 高精度加工技術による長寿命接点
- 豊富な製品バラエティ
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- ロータリ/リニア操作タイプ
- バーチカル/ホリゾンタルマウントタイプ
- リフロー対応タイプ
- コネクタ接続タイプ
- 外部ノイズや温度変化の影響が少ない
- 信号読取りの容易なアナログ出力(付属回路/原点リセット不要)
- 機器の動作への影響が少ない軽作動力タイプ
- 独自の材料による高精度抵抗体
- 高精度加工技術による長寿命接点
- ロータリ/リニア操作タイプ
- バーチカル/ホリゾンタルマウントタイプ
- リフロー対応タイプ
- コネクタ接続タイプ
選定のポイント
可変抵抗器の選定の際は、抵抗値の変化特性を考慮し、用途に応じて選定することがポイントです。
カーブの種類
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- Aカーブ
- 回路図で「log」と表記。 海外ではAudio Taperとも言われる。
最初はゆっくりと後半は急激に変化率が大きくなるカーブ。
人が音の変化を聞く(聴覚)時に自然に感じられるよう作られたもの。
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- Bカーブ
- 回路図で「lin」と表記。海外ではLinear Taperとも言われる。
一定の変化率(直線的な変化)を持つカーブ。
計測器等の人間の感覚が関係ない所の調整用に使われる。
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- Cカーブ
- Aカーブの真逆のような変化率のカーブ。海外ではReversal Audio
Taperと言われるが、最近はほとんど無い。
初期の変化が大きく、後半の変化率が小さい。
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- Dカーブ
- Aカーブをもっと極端にした変化率のカーブ。
抵抗式ポジションセンサのリニアリティー
一方でセンサでは機械的な移動量と出力電圧の変化が一致することが要求されます。
アルプスアルパインの抵抗式ポジションセンサでは±0.5~±3%を実現しております。
関連動画
車載用抵抗式ポジションセンサ
20年以上の市場実績のある、アルプスアルパインの車載用抵抗式ポジションセンサです。
抵抗体の平滑化や高リニアリティ化による、高信頼性・長寿命が評価されています。
- 特長
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- 絶対リニアリティ規定対応可能
- アクチュエータユニットのコネクタ端子として使用可能な大型端子一体タイプ
- アクチュエータとのかん合に適した貫通穴形状
- オリジナル抵抗体材料による平滑性および対環境特性の向上による高精度タイプ
- 摺動接点の超精密加工により長寿命化を実現
- 用途
- 車載エアコン用エアミックスドア モード、ファンの角度検出 など
FAQ(可変抵抗器)
- 可変抵抗器の使用方法について教えてください。
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可変抵抗器は、電圧調整系(図A)でのご使用をお勧めします。電流調整系(図B)でご使用の場合は、セット回路によって抵抗体としゅう動子間の接触抵抗の影響を受ける場合がありますので、実使用条件にて十分ご確認ください。
- 絶縁抵抗と耐電圧とは何ですか?
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- 絶縁抵抗とは、端子(活電部)と本体または操作軸の間の絶縁性を抵抗値で表したものです。
- 耐電圧とは、端子(活電部)と本体または操作軸の間に電圧を加えるとき、絶縁破壊を起こさずに一定時間耐えられる電圧の最大値をいいます。