「DIPロータリコードスイッチ」とは、ロータを回転することにより、コモン端子と1,2,4,8端子間に直接2進化接続を行い、コードを出力するスイッチです。回路構成としては、10進または16進ステップのリアルコードとコンプリメンタリコードが有り、形状はつまみ付きタイプ、上部設定型と側部設定型、実装方法として基板装入タイプとSMDタイプがあります。
特長
- DIPスイッチからロータリコードスイッチへの置き換えに最適
- 複数個のDIPスライドスイッチの設定が1個のみの設定で対応可能
DIPスライドスイッチ | ロータリーコードスイッチ | |
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特徴その1 | 価格が安価である。 | 設定が一度で済む。 |
特徴その2 | 設定が視覚的に分かる。 (OnとOff のみ) |
省スペースである。 |
日本電産コパル電子 取扱いシリーズ |
CVS, CHS, CHP等 | SH-7000, S-7000, SA-7000等 |
その他の特長
- 回路構成として、リアル/コンプリメンタリ/ グレイコードを持つBCD(2進化10進)とBCH(2進化16進)をご用意
- 接点は金メッキで、端子形状としてJ-リード、ガル・ウィング、スルーホールピンをご用意
- レーザーマーキングにより、小型サイズでも視認性が非常に良好でポジション選択が非常にわかりやすい
- 薄さ3.75mm、面実装型
外観・外形
外観・内部構造
外形寸法図
SH-7010A(J-リード)
SH-7010B(ガル・ウィング)
SH-7010C(スルーホールピン)
型式表示
用途
産業機器を中心に高い信頼性を求められる様々な機器で採用実績あり