XMOS、業界初のステレオAECリニア・ファーフィールドをサポートする新製品「XVF3500」ボイス・プロセッサを発表
2017/12/06XMOS
組み込みソフト開発
CESにて、ステレオ・ソリューションをデモンストレーション
2017年12月5日
コンシューマ・エレクトロニクス市場向けに、先進的な組み込み音声/オーディオ・ソリューションを提供するXMOS Ltd(エックスモス、本社: 英国ブリストル、www.xmos.com)は、業界初のステレオAECをサポートする新製品「XVF3500」ボイス・プロセッサと、同じく業界初となるステレオAECファーフィールド・リニア・マイクロフォン・アレイ・ソリューション「XK-VF3500-L33」VocalFusionステレオ評価キットを発表しました。
XVF3500ボイス・プロセッサは、2チャンネル全二重音響エコーキャンセラ(AEC)を実現し、これによって拡大する音声対応のスマートTV、サウンドバー、セット・トップ・ボックス、デジタルメディア・アダプタといった、室内でボイス・インターフェース・ソリューションを必要とする製品及びその開発者向けに設計されています。
このソリューションは、コンフィギュラブルAECレイテンシーをサポートしており、AECリファレンス信号の正確な測定及び調整ができます。このため、既存の家電製品用向けのファーフィールド・オーディオ・アクセサリ(アフター・マーケット製品)の開発を可能とします。
XMOSで社長兼CEOを務めるマーク・リペットは、次のコメントを発表しています。「XVF3500ボイス・プロセッサと評価キットは、特に高品質のオーディオやテレビ制御に使用される統合された組み込み音声制御デバイスの、市場の成長と広がりを促すものです。来月、ラスベガスで開催されるCESで、このソリューションを公開することを楽しみにしています。当社は既に、ファーフィールドの音声キャプチャ・ソリューションの最も包括的なポートフォリオを有しており、今回の発表はさらにその位置を固めるものです」
他のすべてのXMOS社のボイス・ソリューションと同様に、複雑な音響環境であっても、対象となる音声は部屋全体から正確にキャプチャでき、その音声をクラウドベースの音声認識システムに入力することができます。 XVF3500ボイス・プロセッサは、音楽を再生するデバイスを中断または一時停止できるバージイン機能を備えた全二重音響エコーキャンセラ(AEC)と、話者の追従が可能な適応型ビームフォーマを含む、高度な音声デジタル信号処理(DSP)を提供します。それに加え、洗練された残響除去、オート・ゲイン制御、ノイズ抑制により、騒々しい環境下でも鮮明な音声対話が可能です。
ご案内
CES 2018会期中、XMOSは2018年1月9日から12日まで、ラスベガスのパラッツォ・ホテル(The Palazzo Hotel)にて、Amazon AVSのVocalFusion 4マイクロフォン・キット、線形および円形アレイのVocalFusionスピーカー・ファー・フィールド音声処理技術の導入事例をご紹介します。視察並びに打ち合わせご希望の方は、こちらからお申込ください(https://www.xmos.com/news/events)。
XMOSについて
XMOSは、コンスーマー・エレクトロニクス市場における音声ソリューションのリーディングサプライヤです。 XMOSは、独自のシリコンアーキテクチャと、高度に差別化されたソフトウェアの組み合わせにより、音声処理、バイオメトリクス、人工知能のインターフェースとしての地位を確立しています。 詳細はwww.xmos.comをご覧ください。
XMOS社ニュースルーム日本語プレスリリース(PDF)
http://www.miacis.com/XMOS/20171205_XMOS_XVF3500_JFinal.pdf
新製品イメージ
http://www.miacis.com/XMOS/images/XMOS_XVF3500.JPG
企業HP:
http://www.xmos.com/
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