XMOS、アマゾンが認定する世界初のAVS向けステレオAECファーフィールド・リニア開発キットを発表
2018/02/27XMOS
電源/パワー
新ボイス・プロセッサによって、Mobile World Congressで発表されたステレオ・スマートTV、サウンド・バー、セットトップボックス、デジタルメディアアダプタ市場向けにAlexaが使用可能に
2018年2月27日
コンシューマ・エレクトロニクス市場向けに、先進的な組み込み音声/オーディオ・ソリューションを提供するXMOS Ltd(エックスモス、本社: 英国ブリストル、www.xmos.com)は、「VocalFusion Stereo Dev Kit for Amazon AVS」を発表しました。これは、アマゾンが認定する初のステレオ・アコースティック・エコー・キャンセレーションをサポートした、ファーフィールド・パフォーマンスを有するリニア・マイク・アレイ・ソリューションです。このXMOS開発キットは、部屋の隅々からの音声をキャプチャーし、真のステレオAECサポートを必要とする製品向けに設計されています。これは、採用が広がっているAlexa対応の、スマートTV、サウンド・バー、セットトップボックス、およびデジタルメディアアダプタ市場に関わる製品開発に対応しています。
XMOSでプレジデント兼CEOを務めるマーク・リッペット(Mark Lippett)は、次のように述べています。「今回発表したのは、アマゾンの認定を受けたAlexaボイス・サービスの2番目の製品です。今回同様に、市場初となった昨年10月に発売した開発者向けのAVS用キットは、新たなリニアフォームファクタを扱う企業から、大きな関心を集めました。このステレオキットは、新しいAlexa対応のオーディオおよびビジュアル機器用で、プログラム可能なXMOSテクノロジーの利点と俊敏性を実証しています」
アマゾンでAlexaボイス・サービス担当ディレクターを務めるPriya Abani氏は、次のように述べています。「Alexaがテーブル上での体験を超えて、部屋の隅々に置かれる製品として求められるようになり、開発者は部屋のどこからでも対応できる住宅環境の中に、Alexaをシームレスに統合する新しい方法を探しています。XMOS社の新しいAVS向け新ステレオ・ファーフィールド・リニア開発キットは、これらの新デバイスに求められる薄い形状や高性能を提供します。これによって、Alexaにステレオ・ホーム・エンタテインメントや壁組込み型のAV機器に対する新たな機会をもたらすことでしょう」
Amazon AVS用VocalFusionステレオキット(XK-VF3500-L33-AVS)は、Digi-Keyから開発者、OEMおよびODMに提供されています。
VocalFusion Stereo Dev Kit for Amazon AVSについて
この開発キットは、2チャンネルのフルステレオAECを提供するXVF3500ボイス・プロセッサをベースとしています。他のすべてのXMOS VocalFusionボイス・ソリューション同様に、コマンドは複雑で騒がしい音響環境であっても、Alexa Voice Serviceによって処理されるよう、部屋の隅々から正確にキャプチャーされます。
プロセッサは、リニアアレイの4個のPDMマイクロフォンとの直接インタフェースを有します。フラット・スクリーンや部屋の隅に置かれる製品へのインテグレーションが可能です。製品の詳細情報は、こちらをご参照ください(www.xmos.com/vocalfusion-stereoavs)。
XMOSについて
XMOSは、コンスーマー・エレクトロニクス市場における音声ソリューションのリーディングサプライヤです。 XMOSは、独自のシリコンアーキテクチャと、高度に差別化されたソフトウェアの組み合わせにより、音声処理、バイオメトリクス、人工知能のインタフェースとしての地位を確立しています。 詳細はwww.xmos.comをご覧ください.また、LinkedIn, Twitter, Facebook及びYouTubeで情報発進をしています。
企業HP:
http://www.xmos.com/
関連ニュースリリース
-
-
-
-
-