ビシェイ社、IHSR-1616AB-01がElectronics Industry Awards 2019の最終候補に選出
2019/05/29Vishay
受動/接続/機構部品
優れた磁気飽和特性を持つ汎用インダクタ、マルチフェーズ電源向けに低DCR、高電流密度を提供
2019年5月29日
ビシェイ・インターテクノロジー社(米国ペンシルバニア州、NYSE: VSH 、日本法人:ビシェイジャパン株式会社、東京都渋谷区、代表取締役社長:小澤政治)は本日、同社の優れた磁気飽和特性を持つ汎用インダクタIHSR-1616AB-01がElectronics Industry Awards 2019年「Power Product of the Year」カテゴリの最終候補に選ばれたことを発表しました。
CIE誌の出版元であるDatateam Business Media社が主催するElectronics Industry Awardsは電子分野における優れた人物、製品、ビジネス手法を表彰するものです。業界のプロによる投票とベテラン審査員による採点の組み合わせで、各カテゴリで5つの最終候補から優勝者が決定されます。ビシェイ社のIHSR-1616AB-01は一般のパワーインダクタと比べてDCRが50 %も低い事、標準で5 %、より精密な電流検出用に3 %のDCR許容差である事が特徴です。 IHSR-1616AB-01の標準DCRは1.15 mΩと低く、インダクタンスは最大0.068 µHまで、競合技術のデバイスと比べて高い電流密度を実現します。
1.2 mmと低背の小型4 mm x 4 mm 1616ケースサイズで提供され、大型のシングルターンのフェライトタイプのインダクタの代替が可能で、製品の省スペース化、スリム化に貢献します。コンピュータ、産業機器、テレコムアプリケーションでのマルチフェーズ、大電流電源及びフィルター向けに優れた温度安定性を提供します。IHSR-1616AB-01は動作周波数が5 MHzまでのDC/DCコンバータのエネルギー貯蔵用インダクタとして、また大電流フィルター向けには自己共振周波数(SRF)までの使用が可能です(418 MHz ~ 856 MHz)。+125℃までの高温動作と62 Aの定格電流で、磁気飽和することなく高レベルの過渡電流スパイクに対応します。
Electronics Industry Awards 2019の選考結果は6月21日(金)、ロンドンのタワーホテルでの式典にて発表されます。
ビシェイ・インターテクノロジー社について
ビシェイ・インターテクノロジー社はニューヨーク株式市場上場(VSH)のフォーチュン1000企業で、世界最大手のディスクリート半導体 (ダイオード、MOSFET、赤外線オプトエレクトロニクス等)および受動電子部品 (抵抗製品、インダクタ、コンデンサ等) メーカーのひとつです。 同社の部品はコンピュータ、自動車、コンシューマー、通信、軍用、航空宇宙、電源、医療等多種多様な界の製品に組み込まれています。ビシェイは革新的な製品、企業買収における優れた戦術、「ワンストップショップ」サービスで、業界のリーダーとしての地位を確固たるものにしています。 詳細は、ビシェイ社のホームページをご参照ください。http://www.vishay.com
企業HP:
http://www.vishay.com/
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