1972年発売の「シャープファックス」<SF-201>が 「複写機遺産」に認定
2024/06/10シャープ
知的財産
シャープのドキュメント事業の原点
2024年6月10日
シャープが1972年に発売した、当社初の複写機である「シャープファックス」<SF-201>が、一般社団法人日本画像学会(会長:藤井 雅彦、事務局:東京都中野区、以下、日本画像学会)※1の「複写機遺産」に認定されました。
「複写機遺産」は、日本画像学会が2018年に創設。日本の複写機産業における発展の原動力となった初期の複写機の技術的・社会的功績を顕彰し、文化的遺産として後世に伝えるための認定制度です。
当社の事務機事業は、1964年の世界初となるオールトランジスタ式卓上計算機に始まり、礎を築きました。1972年に発売の本機「シャープファックス」により、ドキュメント事業へ参入を果たし、以降、業務効率化や生産性向上に貢献する製品やソリューションの創出に取り組んでいます。
本機は、卓上に設置可能なサイズ(幅50cm、奥行き41.5cm)ながら、当時、同価格帯の製品の中で最速※2となる毎分10枚の複写速度を実現しています。電源やプリントボタンなどの操作部のほか、状態表示ランプや枚数カウンタなどの表示部を本機前面に集約。設置性や性能、使いやすさが評価され、大企業のみならず、中小企業や一般の商店、学校など、さまざまな業界へと普及が進みました。手書きで書き写すことも多かった資料や伝票、教材などの複写も簡単に行えるようになり、業務の大幅な効率化に貢献しました。今般、これらの功績が評価され、認定にいたりました。
※2 1972年時点、30万円前半の複写機カテゴリにおいて。当社調べ。
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