2025年1月14日

コネクティビティおよびパワーソリューションの世界的リーダーであるQorvo®（ナスダック：QRVO）は、同社のQPF5100Q超広帯域（UWB）システム・オン・チップ（SoC）が自動車業界向けの認定を受け、主要顧客向けにサンプル出荷を開始したことを発表しました。この画期的なSoCは、安全なキーレスエントリーやデジタルキー、さらに子供の存在検知や動作検知といったUWBレーダーアプリケーションなど、自動車業界が求める高精度で信頼性の高いUWB技術に対応します。

Qorvoの最新UWB SoCは、先進的なUWB機能と個別ユーザー設定可能なソフトウェアを備えており、自動車設計者が性能を向上させ、顧客のエンドアプリケーションを差別化するユニークな機能の柔軟なカスタマイズを可能とします。QPF5100Qは、Qorvoが10年以上にわたり蓄積してきたUWBイノベーションを基に、厳格な自動車業界の基準を満たすよう設計されています。

Qorvoでコネクティビティ＆センサーグループのプレジデントを務めるEric Crevistonは、次のように述べています。「当社は個別ユーザー設定可能なソフトウェアを提供することで、お客様がイノベーションを実現し、競争力を高められるよう支援しています。これは、自動車市場の重要なニーズや次世代のUWBアプリケーションに対応するものです。自動車技術におけるお客様のイノベーションを支えることは、この新しいSoCの核心にあります」

現在、主要な自動車メーカーとともに設計検証試験（DVT）が進行中であり、QPF5100Qは2025年後半に量産が開始される予定です。この革新的なSoCは、最先端の車載用UWBソリューションの提供に対するQorvoのコミットメントを反映したもので、低消費電力かつ高集積化を実現し、顧客の「将来を見据えた」設計を支援します。堅実な製品ロードマップに基づき、Qorvoの自動車向けUWBソリューションは、スケーラブルなシステムアーキテクチャと継続的な技術進歩を特長とし、進化する業界標準や新たなアプリケーションへの適応性を確保します。

Qorvoについて

Qorvo（Nasdaq: QRVO）は、より良い世界を実現する革新的な半導体ソリューションを提供しています。私たちは、製品および技術のリーダーシップ、システムレベルの専門知識、グローバルな製造規模を組み合わせることで、顧客の最も複雑な技術的課題を迅速に解決します。Qorvoは、消費者向け電子機器、スマートホーム/IoT、自動車、電気自動車（EV）、バッテリー駆動の家電製品、ネットワークインフラ、航空宇宙/防衛など、大規模なグローバル市場の多様で高成長なセグメントにサービスを提供しています。私たちの多様で革新的なチームが、どのようにして地球をつなぎ、保護し、電力を供給しているかについては、www.qorvo.comをご覧ください。

Qorvoは、米国および他国におけるQorvo, Inc.の登録商標です。他のすべての商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。

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