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業界初!(※1)AEC-Q100 Grade 0対応(※2)!過酷な150℃環境下でも高信頼性の電圧監視を実現!

2022/03/25エイブリック  自動車


車載用高耐圧ウィンドウバッテリーモニタリングIC  S-191ExxxxSシリーズを発売

 

2021/11/16

 

ミネベアミツミグループのエイブリック株式会社(社長:石合 信正、本社:東京都港区、以下:ABLIC)は本日より、車載用高耐圧ウィンドウバッテリーモニタリングIC「S-191ExxxxSシリーズ」の販売を開始しました。
温室効果ガスと呼ばれる二酸化炭素(CO2)排出量の増加は地球温暖化の一因と考えられていますが、この問題の解決に向けて、世界中の国と地域が2050年までのカーボンニュートラル(※3)実現という目標を掲げて活動をおこなっています。
 

自動車の排気ガスにもCO2が含まれることから、日本においても2050年までのカーボンニュートラルの実現に向けて、2030年度を目標年度とする乗用車の新たな燃費基準が定められました。この基準達成に向けては、今後さらに普及が見込まれる電気自動車(BEV)や、プラグインハイブリッド(PHEV)等のエンジンを搭載した自動車の更なる燃費向上が求められています。その対策として、AT(Automatic Transmission)の改良による省燃費化や、排気ガスを再循環させるEGR(Exhaust Gas Recirculation)システムによるエンジンの効率向上などが図られています。
 

ATではスムーズな加速と燃費性能の向上の為、機電一体化(※4)が進んでいます。それによりATを制御するECU(Electronic Control Unit)はトランスミッションに直載されるため、トランスミッションからの熱に対応するためECUの高耐熱化が課題となっています。
 

同様に、EGRシステムでは搭載されたECUが適切な燃焼の制御をおこなうことでエンジンの効率を向上させますが、排気ガスによる熱の影響を受けるため、ここでもECUの高耐熱化が必要となります。
 

ATやEGRの安定制御のためには高温環境下でも搭載されたECUに供給される電圧が正常値であるかを監視することが重要であるため、高温環境に適合したモニタリングICが必要となります。
 

本日発売したウィンドウバッテリーモニタリングIC「S-191ExxxxSシリーズ」は車載ICの品質規格AEC(※5)-Q100 Grade 0に対応した製品(※2)となります。AEC-Q100では、製品が使用可能な動作温度範囲によってGrade 0~3までグレード分けされており、Grade 0では低温-40℃から最も高温条件となる150℃が設定されています。グレード毎に応じた各種ストレス試験をクリアしていますので、ATを制御するECUやEGRシステムなどが搭載される過酷な高温環境下でも高信頼性の電圧監視が可能です。
 

さらに、「S-191ExxxxSシリーズ」は、超小型のHSNT-8(2030) (2.0×3.0×t0.5mm)パッケージを採用し、省スペース化が進む今の車載用機器のニーズに応える製品となっています。
 

また、「S-191ExxxxSシリーズ」は、動作時消費電力を0.9μA typ.に抑えました。バッテリー直結で動作し、常時センシングが必要なシステムの低暗電流(※6)化に最適です。加えて、「S-191ExxxxSシリーズ」はPPAP (Production Part Approval Process: 生産部品承認プロセス)に対応しています。

 

詳しくはこちらをご覧下さい。

https://www.ablic.com/jp/semicon/news/2021/11/16/s-191e/


企業HP:
https://www.ablicinc.com

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