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ニュースセンター

キマンダ、コスト削減により生産性を向上

2009/02/16キマンダ  企業/市場動向
・ ドレスデン製造施設でウエハー生産量の削減を開始
・ 46nm埋め込み型ワード線技術開発の進捗状況



Qimonda AG(キマンダ)は本日、ドイツのドレスデン工場におけるウエハー生産量を、生産能力の4分の1にまで削減することを発表しました。今回の削減により、キマンダはネガティブに推移する市場に対応するとともに、不採算事業廃止の必要性および、流動性資産の確保に対応しています。同時にキマンダは、46nm埋め込み型ワード線技術の開発を更に進めており、この新しい製造技術の歩留まりを当初の予想より早く向上することができました。

Qimonda Dresden GmbH & Co. OHGジェネラルマネージャ、Frank Preinのコメント
「コスト削減と流動性資産の確保を目的に、ドレスデンのウエハー生産量を削減します。キマンダは、46nm埋め込み型ワード線技術の開発を促進することで、市場において優れた生産性と効率性を達成できると考えています。保全管理人と債権者委員会も、この意向に賛成しています。」

ウエハー生産量の削減は、顧客への出荷にすぐに影響が出るものではありません。未使用の装置も、いつでも使用できるような状態で管理されているため、必要に応じて立ち上げが可能です。生産性を平均以上に高めることができ、市場で同等の製品より優れたエネルギー効率を提供する新しい46nm埋め込み型ワード線技術の開発については、一切の削減なく促進されます。

Qimonda AGのCFOおよびCOO、Thomas Seifertのコメント
「現在の状況において、生産性の向上こそが、潜在的な投資家にキマンダの将来性を納得していただくベストな方法だと確信しています。投資家が見つかり次第、ドレスデン工場は再びウエハー生産量を増加することができます。」

潜在的な投資家との最初の話し合いは、既にここ数日来行われています。しかしながら、保全管理人のDr. Michael JaffeおよびQimonda AGの社長兼CEO、キンワー・ローは、何らかの評価を行うには、未だ時期早尚である、と述べています。

キマンダは、事業を継続するためには、3月末までに、新しい投資家を含むソリューションを見つけることが必要です。継続可能な事業はQimonda AGが保有し続けるのか、または新たな投資家が所有する企業に移されるのかということを含め、キマンダの将来の企業体制に関する最終決定は、まだなされておりません。後者の場合、あるいは、キマンダの事業継続に資金を提供する新たな投資家が見つからなかった場合、Qimonda AGは清算会社となる可能性があります。

キマンダについて

キマンダ(Qimonda AG、本社:独ミュンヘン)は、幅広いDRAM製品ポートフォリオを持つ、グローバルなメモリサプライヤです。キマンダの2008会計年度の売上高は 17.9億ユーロで、(本事業再編の発表以前は)世界全体の従業員数は12,200人でした。キマンダは、省電力技術やデザインをベースに、インフラストラクチャやグラフィックス分野向けに幅広い製品ポートフォリオを有しています。キマンダは、積極的に技術開発をし、画期的な埋め込み型ワードライン技術をベースに、高性能、低消費電力、小チップサイズを、市場に提供しています。キマンダは、ドイツの法律下で事業再生手続きを開始しておりますが、通常通り事業を継続しております。詳細については
www.qimonda.jpをご参照ください。


企業HP:
http://www.qimonda-licensing.com/default.aspx

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