- 第1回:電源設計の課題と対策
- 第2回:LDOとμModuleの比較
- 第3回:「LTpowerCAD II」の紹介
- 第4回:FPGAの電源としての実力
- 番外編:Silent Switcher®技術とは?
番外編:アナログ・デバイセズのSilent Switcher®技術とは?
アナログ・デバイセズのSilent Switcher®技術は、電源の分野において、スイッチング・モード電源自体が開発されて以来最大の進化をもたらすものです。このノイズ・キャンセリング技術により、ノイズに敏感な多くのアプリケーションでEMI性能が向上し、また、効率、出力リップル、総ソリューション・サイズなどのシステム性能も改善しました。アナログ・デバイセズの先駆的な設計コミュニティは、Silent Switcher技術を絶え間なく発展させており、システム・ノイズ・レベルを一層低下させて、広がりゆく多くのアプリケーションに役立てています。
Silent Switcherレギュレータは、サイズを犠牲にしたり過剰な外付け部品を必要としたりすることなく、高効率(最大96%)と低ノイズの性能を合わせ持った新たな性能レベルを実現します。Silent Switcherアーキテクチャは、独自の設計およびパッケージング手法を用いることで、非常に高い周波数での効率を最大化し超低EMI性能を実現しているため、極めてコンパクトで堅牢な設計を用いることでCISPR 25 Class 5のピークEMI制限を容易に満たすことができます。
最大65Vの高入力電圧、最大30Aの負荷電流、短い最小オン時間による高降圧比が可能であるため、産業、計測器および測定、ヘルスケア、航空宇宙、通信、オートモーティブ、エネルギー、データ・センターなど、ほとんどのアプリケーションに対して、最適なSilent Switcherソリューションがあります。
Silent Switcherのメリット
Silent Switcher 1の利点
- 低EMI
- 高効率
- 高スイッチング周波数
Silent Switcher 2の利点
- 高精度コンデンサ内蔵
- より小型のソリューション・サイズ
- PCBレイアウト感度の影響を排除
Silent Switcher 3の利点
- 超低LFノイズ(10Hz~100kHz)
- 超高速過渡応答
しかも、3つのメリットを同時に実現!
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